Every Action Meaning

演技の感覚的な部分を論理的に説明してみました。

「良と悪の二元論」では語れないところが芝居にはある。

「あの人はお芝居が上手いからドラマを見よう」

「あの人は芝居が下手だから見る価値なし」

「この人の脚本は面白くない」

 

など様々な意見がネットやSNS上に飛び交っていますよね。

でもそうやって決めつけてしまうのって勿体無いと思いませんか?

 

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演技が下手=見る価値なしはおかしい

演技が下手、いわゆる大根役者と呼ばれている役者さんはたくさんいます。

 

「何が上手で何が下手か」論は、結論の出しようがありませんのでここでは触れませんが、もしお時間のある方は私の「大根役者論」も読んでくださると椅子からひっくり返って喜びます。

 

www.tomofumiblog.info

 

誰の演技が上手くて誰の演技が下手か、それは見る人が決めるのでここでは論じません。

好き嫌いもあるし、何となく好きになれない役者もいると思いますし、私も実際にいます。

 

しかしだからと言って「この人が出演してるから見ない」とSNSなどで見かけることがあります。

 

「下手くそだから見る価値なし」

「この過ちを犯した人を出演させるなんて」

「どうせ面白くない」

 

 

こんな極端な考えで物事を判断するのって、とても危険なことだと思います。

 

失敗を許されない風潮

今の時代、一度失敗してしまうと魔上狩りの如く叩き再起不能になるまで追い込みます。

実際に2020年は多くの芸能人が自ら命を絶ちました。

その原因にはSNSの誹謗中傷などがあった方もいました。

 

人間誰にも失敗はあります。

好きな人もいれば嫌いな人もいます。

 

だけどそれが人を攻撃していい理由にはなりません。

そんな事は幼稚園児でも知っていることです。

 

それなのに自分が匿名であること、自分だけではないこと、あらゆる要因により勧善懲悪のようないきすぎた正義感により、会ったこともない人を攻撃しているのです。

 

これはお芝居にも共通します。

 

例えば前評判がめちゃくちゃ高く、世間から期待されていたドラマがあるとします。

その主演も大人気の俳優で、今をときめく女優を使って、番宣もバンバンやって、それで蓋を開けてみたら大スベリした、なんてこともありますよね。

 

そんな時に真っ先に槍玉に挙げられるのは主演級の役者たちです。

彼らがどれだけ頑張っても結果が出なければ「失敗」。

「失敗」であることを否定するつもりはありませんが、それと「次」の作品は関係ないですよね?

 

それなのに「あの作品で失敗した俳優」とか「視聴率が取れない女優」というレッテルを貼られ、それがエスカレートし「見る価値なし」と判断してしまうのです。

 

演技の良し悪しでは語れないのがお芝居の良さである

例えばイケメンの二枚目俳優がいたとします。

しかし世間一般的に演技が下手だとしましょう。

 

しかしだからと言って映画やドラマに不要かと言われたらそうではありません。

 

その俳優にしかできない役というのが必ずあるのです。

 

例を挙げるならば、超ダメ男。

これって私のような平凡な顔の役者よりも、超イケメンがやったほうが遥かにダメ男感が出せますよね?

それから不倫をするような役。このあたりもイケメンがやったほうが説得力がありますし、視聴者もドキドキします。

 

確かに演技は下手かもしれませんが、その人にしかできない役があり、それを踏まえてキャスティングされています。

もちろんそうではないこともあるかとは思いますが・・・

 

つまり「この役者のここは良い」「基本的にダメだけど、この役をやらせたら上手い」で良いじゃないですか。

 

なんだってそうでしょ?

 

「このバンドのこの曲は好きだけど、この曲は微妙」とか「あまり歌は上手くないけどイケメンだからOK」とか、結構あると思います。

 

それで良いじゃないですか。

 

なんで「演技が下手=ダメ」になるのか。

下手でも良いんですよ、そのドラマに合っていれば。役に合っていれば。

 

イケメンなだけ=イケメンにしかできない役がある

そういうものだと思いませんか?

 

芝居の良し悪しの二元論では語れないところが、お芝居の世界にはあるのです。

 

正解主義的な発想

物事をもっと多面的に見る必要があります。

 

「棒読みだからダメ」「下手くそが出ているから面白くない」

と言ったいかにも正解主義的な考え方の人が多い気がします。

 

だけど「みんな言ってるじゃないか」「誰も面白いなんて言っていない」と唱える人もいます。

でもそれって正に思考停止ですよね。

みんなの意見ではなく、あなたの意見はどうなんですか?

 

もっとバランスを意識するべきだと私は考えます。

この場面ではこれが正解、この場面でこれは不適切。そんなもんでしょ。

多面的に考えるほうが良いです。

 

フラットな視点を持って初めて評価するべきなんです。

 

「この役者のここは良いけどここはダメ」という簡単な思考ですら出来なくなっているようで、少々恐怖すら感じる今日このごろです。

 

もっと自由に考えよう

今回は少し理解しにくかったかもしれません。

それは私の思考力と文章力に問題がありますのでご了承ください。

 

簡単にまとめると「もっと自由に考えよう」です。

 

あまりに世間の流れや意見に流されている人が多いように感じます。

もっとフラットに、先入観を持たず見てみましょうよ?

 

そのほうが楽しいと思いませんか?

 

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