ともふみ備忘録

元日ナレ生が演技理論とスケッチャーズを語る。

キャパ500人のホールで芝居をした話⑤ 稽古!小屋入り!!リハーサル!!!

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私のキャリアで最大の舞台、京都にある市民ホールでの商業舞台に出演した話です。

 

私は全く芝居の経験がない状態で、日本ナレーション演技研究所に入所しました。

私が23歳の時のことです。

 

 

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とにかく演出を叩き込め!

稽古が進むにつれ、少しずつ稽古に熱も篭ってきます。

細かな演出が加わりそれらを全て頭に叩き込みます。

 

俯瞰で撮影された動画を何度も何度も見返し、BGMの確認や動きの細かい確認、どのタイミングでどの動きをするのか、動く止まるなど、いくら時間があっても足りません。

 

今回の演出で一番気を使ったのが、BGMとの折り合いです。

私の役ではセリフにBGMが入る場面がありました。

 

そのBGMというのが、ひたすらメロディーを繰り返すのではなく、きっちり終わりのあるBGMです。

それはつまり、そのBGMに合わせてセリフを言わなければなりません。

早くても遅くてもNGです。

 

特に今作のように状況説明の多い舞台では、セリフに間は必要ないと言われました。

確かに間は感情を表現するのには大事ですが、状況説明には不要なんですね。

 

そのことを知らなかった私は、「とにかく間を詰めて話せ!」と散々言われました・・・。

 

そういった勉強もしつつ、とにかく必死で喰らいつきます。

そして少しずつ自分の役の重要性にも気づいてきます。

 

最後の最後まで登場し、一番良いシーンでスポットを浴びるというプランを聞いたときは震えました。

だがしかし、これは役者冥利につきる。

 

こうして稽古を重ね、ついに小屋入りの時を迎えます。

 

小屋入り!そのステージの大きさにビビる!!

公演の前日、ついに会場に入ります。

京都の市民ホール「アルティ」というところが会場でした。

www.alti.org

 

京都御所の前にある、何とも厳かな雰囲気の大ホール。

ちなみに楽屋が地下にあるのですが、圏外になります(笑)

 

しかし会場はもの凄く綺麗。

そして大きい。

 

ここで芝居が出来るんだと思うと胸が高鳴るのも無理はありません。

 

それと同時に責任感も重く乗しかかります。

果てさて、そんな思いに耽っている時間もなく、リハーサルが始まります。

 

何と言ってもリハーサルは前日のみであとは本番です。

だから最低でも1回は通しておきたいところ。

 

だがしかし、舞台やライブにトラブルはつきもの!

音響トラブルあり、舞台トラブルあり!

というかそもそも舞台装置が完成していないので急ピッチで作成!

 

セットがグラグラで危ねぇ!

 

さらには主催者側と会場側の意思疎通が計れていなく、終いに揉める始末!

 

そりゃそうでしょう。

今回の舞台はオープニングアクトとして書道パフォーマンスがあったんですね。

それをするにはどうしても墨汁が飛び散るわけです。

しかし舞台のツラにはマイクがあるわけですが、それに墨汁がかかってしまう可能性がある。

その為会場側は、そのような演出があるのなら事前に話しておくべきだと。

 

ということで時間も押しながら、衣装やメイクなども全て完璧に仕上げた「ゲネプロ」が始まります。

 

「ゲネプロ」もやっぱりトラブル!!

ゲネプロもやはりトラブル続き!

何と言っても会場でやるというのが難しい。

 

今まで三間の劇場で稽古をしていたのですが、本番の会場は六間。

つまり稽古場の倍の大きさがあります。

そして舞台装置もありますので、その辺の動きも確認しなければいけません。

 

さらには照明やスポットの兼ね合いもありますので、立ち位置の細かい確認も必要です。

 

さらには舞台裏の動線や衣装を変える時の確認もしっかり行います。

 

そうすると正直1日では足りません。

ましてやトラブル続きでスケジュールも押しています。

 

案の定時間が足りません。

 

飛ばし飛ばしでゲネを行い、あとは本番を迎えることになります。

「ゲネプロとは?」と思いますが、それもしかたありません。

 

逆にトラブル続きで団結力が深まったようにも思います。

 

みんなで乗り越えよう!という雰囲気が高まり、精神的には良い状態で本番を迎えられたように思います。

 

そしてついに迎える本番当日。

昼公演1回夜公演1回の計2回。

舞台としては短いですが、費やしてきた時間は他の舞台にも負けません。

 

あとはやるのみ!

 

こうした私は、キャパ500人のホールで芝居をする日を迎えました。

 

続く!

 

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