私が尊敬して止まない唄い屋・清木場俊介
そんな漢の中の漢、清木場俊介の曲について語ります。
第3回は『人間じゃろうが!』
同じ人間だ!
清木場俊介 『人間じゃろうが!』とは?
「人間じゃろうが!」
このタイトルのシングルが発売されたのは、今から14年前の2006年。
「人間じゃろうが!/さよならの唄・・・。」の両A面シングルとして、EXILEを脱退した日、2006年3月29日にリリースされました。
私は当時15歳になる年、たぶん初めて強烈に買いたいと思ったCDでした。
多感な時期にこの曲に出会い、私の人生の柱となりました。
インパクトのタイトルからは想像がつかないほど、深く強く、そしてシンプルな一曲です。
たぶん誰もが「人間じゃろうが!って(笑)」みたいな感じだったと思いますし、ましてやEXILE脱退が報道されてこのタイトルですからね。
しかしリリース後は何度も何度もライブで唄い、仲間と共に育ってきた私にとっても大事な曲です。
リリースから10年以上経った今でも普通にライブで唄いますし、聴きたいという人も多いのではないでしょうか。
同じコードを繰り返すシンプルな構成ですが、それ故に小手先ではなく魂で唄う姿に心を打たれるわけです。
発売から10年以上が経ちますが、全く古さは感じさせません。
もちろん新しいとも思いません。
ロックは流行り廃りではないので、ただ同じ曲を唄い続ける。
そうして曲が育ち、私たちが受け止める印象も少しずつ変わってきます。
人間とは?生きるとは?
全ての人に聞いてほしい、魂の一曲。
ライブで仲間と全員で泣きながら唄う、またそんな景色を見たいと願うばかりです。
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清木場俊介 人間じゃろうが!
TVを見ていようが…
空から飛びおりようが…
30億持っていようが…
スーパーカーに乗っていようが…
今日を生きる金しかなかろうが…
明日が恐くて震えていようが…
女だろうが…男だろうが…
どちらでもなく、その間であろうが…
同じ、同じ人間だ。
同じ、同じ、同じ人間だ。
同じ、人間だ。
SNSが発達した現代、画面の向こうに人がいるということを忘れがちになります。
だから人は簡単に誹謗中傷したり、罵詈雑言をSNSに上げられるのです。
相手はSNSではありません。
SNSを見ている人間です。
それが芸能人だろうが変わり者だろうが大金持ちだろうが、同じ人間なんです。
それをこのご時世、今一度考えるべきではないでしょうか。
芸能人の自殺が後を絶ちません。
木村花さん、三浦春馬さん、芦名星さん。
それぞれSNSをやり、それぞれが心無い言葉を浴びせられたのではないでしょうか。
同じ人間。
だからこそ、少しの思いやりが少しだけでも良い結果に繋がると私は思います。
オススメのライブ映像
勝手に私がオススメするライブ映像。
『人間じゃろうが!』のオススメライブ映像は、
『FLYING JET TOUR2009-2010 TOUR FINAL』
「人間じゃろうが!」のオススメというより、個人的ベストライブがこのツアー。
日本武道館で行われたライブですが、とにかく演出がド派手!
そしてセットリストも素晴らしい!
何より清木場自身のパフォーマンスがハンパない!!!
確かこのあたりでタバコを止めたはずなので、そこからのぶち上がりようときたら、本当にたまげたものです。
ぜひ一度見ていただきたい!
そしてその「人間じゃろうが!」ですがアンコールに収録されています。
バンドメンバーとは別にストリングスチームもいますので、さらに豪華な演奏に。
巨大な書を背に唄い上げる姿は圧巻です。
まさに魂を削り唄いあげています。
そしてこの曲のあとの「生きる証」という曲がまた凄いのですが、それはまた別の機会に。
あなたの5分を私にください。
ということで、清木場俊介の「人間じゃろうが!」について語りました。
今回も曲が長いので、7分半ぐらいになりますが。。。
YEAH!!!
とまたいつか皆んなで叫びたい。
そう思いました。
ぜひ一度聴いてみてください!
心の中で何かが燃え上がる音がしますよ🔥🔥