ともふみ備忘録

元日ナレ生が演技理論とスケッチャーズを語る。

キャパ500人のホールで芝居をした話① オーディション

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私のキャリアで最大の舞台、京都にある市民ホールでの商業舞台に出演した話です。

 

私は全く芝居の経験がない状態で、日本ナレーション演技研究所に入所しました。

私が23歳の時のことです。

 

詳しくはコチラ!

www.tomofumiblog.info

 

今回は私が27歳の時に、人生最大の舞台に出るべく挑戦したオーディションの話をします。

もしこれから舞台のオーディションを受けたい!と思っている方は、参考になるかはわかりませんが励みになればと思います。

 

 

オーディションを受ける

舞台に出るにはオーディションを受けるのが一番手っ取り早いです。

私はインターネットで偶然見つけたオーディションを受けました。

 

それがこの舞台のオーディションだったのです。

 

お芝居はずっとやっていたのですが、このようないわゆる商業舞台に出演したことはありませんでした。

 

どのようなオーディションなんだろうと思いましたが、考えても無駄だと思ったので、思い切って応募してみました。

一応書類審査があったようですが、無事に通過し実技試験に呼ばれました。

 

いざ、オーディションへ!

いざオーディションへ!

場所は大阪にある小さな劇場でした。

 

後になって知ったのですが、演出家の拠点であり、アトリエのような場所だったのです。

 

オーディションは2日設けられており、私が受けた日でも10人ほどの受験者がいました。

 

オーディションの内容は簡単な自己紹介と自己PR、特技の披露、そしてちょっとした文章の朗読でした。

内容は事前に知らされていたので、自己PRと特技はある程度準備しています。

 

特技と言っても大した特技はありませんので、私は他の劇団でずっと稽古していた殺陣を披露することに。

もちろん木刀を持って行ったのでその時点でやや悪目立ちをしています。

 

まぁ目立ってナンボなんで。

 

他の受験者たちもダンスだったり歌だったり映画やドラマの再現だったり、様々な特技を披露していました。 

 

さて実際のオーディションですが、滞りなく終了します。

誰が上手いとか下手とかそこまで明確な実力差があるようには思いませんでした。

 

しかしこれからオーディションを受けるという人に、これだけは伝えておきたい。

 

もし台本に読み方がわからない漢字があった場合、恥ずかしがらずに絶対に正しい読み方を聞きましょう。

 

これは本当に大事だと思います。

かなりレベルが低い話ですが、これは意外と重要なことだと思います。

 

漢字が読めない=意味がわからない、つまり状況や情景が把握できていない、ということになりますよね。

これでは役者は出来ません。

 

実際にこれでダメ出しを受けている人もいました。

 

そしてもう一つ、このオーディションは小劇場ではなくホールでの芝居が前提となっています。

つまり発声の基本である声量と滑舌を最大限に重要視されていたように思います。

確かにホールで小手先の演技をしても伝わりません。

それよりも確実に情報を届ける、ということを最優先に考えていたのです。

 

もしオーディションを受ける予定がある方は、どのような会場で芝居をする前提なのかをしっかり確認しておきましょう。

小劇場なら表情や人物の機微が大事ですが、大劇場やホールではとにかく声を届けることが求められます。

 

これは結構オーディションを受けるに当たって重要だと思いますので、是非頭の片隅に置いておいてください。


結果発表

オーディションから二週間ぐらい間が空いて、ようやく合否の連絡がありました。

 

結果は合格!

 

しかしキャストではなくアンサンブルでの出演でした。

 

アンサンブルとは何か?

かなり大雑把に言うと、その他大勢です。

 

例えば名前のない役や、一人で何人もの役を演じる、はたまたダンサーなどの舞台を彩る役割など様々です。

ドラマのエキストラとは少し違いますね。

 

ただ主催者が言うことには、「まだ配役が決まっていない役があるので、それを勝ち取ってください。頑張ればセリフが貰えます」とのことです。

 

俄然やる気は出ました!笑

稽古で実力を示すことが出来れば、役が貰えてセリフがもらえるわけです。

まだまだ希望は捨てません。

 

ちなみにアンサンブルにはチケットノルマがあり、チケット10枚がノルマでした。

チケット1枚は最低で4,000円、つまり40,000円分のチケットを最低でも売り捌かなければいけません。

私がチケットノルマを達成する為にしたことは、こちらに詳しく書いていますので参考にしてみてください。

 

www.tomofumiblog.info

 

こうやって私は、何とかオーディションを受け合格するも、初めはセリフがあるかどうかの瀬戸際だったのです。

 

次は顔合わせ・・・の前にいきなり宣材写真の撮影でした。

 

写真撮影へ!

 

フライヤーに使う写真を撮影します。

 

物語の時代は1900年頃、明治から昭和にかけてが舞台です。

なので着物を着る和装の人から、ハイカラな洋装の人など様々な衣装が用意されていました。

私は演出家の人いわく、「和装の顔」ということだったので着物を着ました。

 

その時に主催の方や一緒にオーディションを受けて合格した人、ゲストで呼ばれている大物俳優の方などとお話することが出来て、とても勉強になったことを覚えています。

 

私はその当時、音楽活動のほうが忙しくなっていたので畑違いかなと思っていました。

だからこそ色々な分野で活躍している人たちの話はとても刺激になるものです。

 

そんなこんなで写真撮影も終わり、いよいよ稽古が始まります!

 

続く!