ともふみ備忘録

元日ナレ生が演技理論とスケッチャーズを語る。

【脱落】消えゆく仲間と外郎売

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日ナレに通う目的は人それぞれ。

 

環境も人それぞれ。

 

だけど目指すゴールは同じだと思っていました。

 

前回はこちら!

 

www.tomofumiblog.info

 

 

少しずつ減っていく仲間たち

レッスンが始まってしばらくすると、あることに気づきます。

「あれっ、アイツ最近きてないな〜」とか、「アイツ今日も遅刻かいな」とかです。

 

1ヶ月2ヶ月経過すると、少しずつ脱落する人が現れます。

理由は詳しく聞いてはいませんが、仕事が忙しかったり何やかんやあるみたいです。

 

正直私には30万円という大金をドブに捨てるようなことは出来ないので休むという選択肢はありませんでした

しかし意外にも結構レッスンを休む人がいます。

もちろん家庭の事情やお財布事情があるかと思いますので、休むのが悪いことだとは言いません。

 

しかし声優になる為に入った養成所のお金を払う為にレッスンを休むようじゃ、本末転倒甚だしいですよね。

 

たかが週一回、3時間のレッスンです。

余談ですが私は小さい頃から水泳をやっていて、一時期は週8回の練習をこなしていました。

それでも精々近畿大会に出場するのがやっとでした。

 

それがたった週3時間のレッスンで超狭き門である声優界に殴り込みをかけようとしている奴らが、その3時間すら確保できない、もしくはする気がないということに絶望しました。

日ナレは週一クラスから週三クラスまでありますが、普通に考えて週一クラスは週三クラスの三倍練習しないと勝てません。

 

自分のことを天才と思っているのか、はたまた元々趣味程度の気持ちで入ってきているのか。

30万円あればもっと良い趣味もできそうなものですが・・・

 

これから日ナレに入ろうとしている方々には言っておきたいのですが、思っている以上に意識が低い人が多いです。

そういう人たちは日ナレに通うことが目標になっている人たちです。

 

広義にとらえると、彼らはすでに目標を達成しているのです。

 

しかし皆さんは違います。

 

声優になるのが目標であって、日ナレに通うのが目標ではありません。

 

目的と手段を間違っては絶対にいけないのです。

しかしこういう人たちがいることによって、クラスの緊張感が少しずつなくなっていくのもまた事実です。

 

だからこそ自分を強く持って、サボらずにレッスンを受けましょう。

声優になれるかなれないか、まずはそこでふるいにかけられます。

 

それだけで簡単に周りと差をつけられます!

 

 

外郎売でつまづく者たち

外郎売がいつまでも覚えられない人がいます。

これは覚えるしかありません。

 

外郎売を知らないという方へ。

 

興味がある人は覚えてみよう!

 

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これは覚える訓練をする必要があります。

「声優だから台本見ながら芝居するし、台本を覚える必要がない。」と考える人が多いような気がします。

 

私は声優ではないのでわかりませんが、現在第一線で活躍されている声優の方は、たぶん結構な速さで台詞を覚えると思います。

 

それは覚えた方が良い芝居が出来ること知っているからです。

ですが引く手数多の人気声優は台本を覚える時間なんてないと思いますので、そこをテクニックや経験で補うわけです。

 

覚える練習はいくらでも出来ます。

 

とにかく読む!

 

それだけです。

 

具体的ではないですが、覚える文章は何でもいいんです。

街中には文字が溢れていますよね。

 

電車の中吊りでもいいですし、ビールの缶に書かれている文言でもいいです。

このブログの文章でもいいです。

 

とにかく読んで目を瞑って、覚えているか確認をします。

これが台本を覚える土台になります。

 

中には広瀬すずさんのように一度台本を読んだら覚えられるという天才もいますが、それは無視してください。

大半の人は台本を覚える為に努力をしています。

 

よくある方法は、自分で録音してそれをひたすら聴くというものです。

この時に注意するのは、録音する時に感情を込めてはいけないということです。

 

 

それで覚えてしまうと、その演技しか出来なくなります。

録音する時は、出来るだけ棒読みを心がけましょう。

 

 

外郎売が必要な理由

外郎売=早口言葉

 

というイメージが強い方も多いと思います。

声優にとって滑舌は絶対に必要です。

外郎売を噛まずに明瞭に言える必要があります。

 

しかしそれだけではいけません。

 外郎を売る

という絶対的な目的があります。

 

つまりただ喋るだけではなく、これを如何にして売るかという演技をしなければいけません。

この意識が欠落している人が大半を占めているでしょう。

私もそうでした。

 

その為には緩急も必要ですし、声のトーンも変えなければいけないでしょう。

もちろん表情もですし、1人に売るのか多数に売るのかで訴求の仕方も変わります。

そして「この外郎の良さ、素晴らしさ」を表現する為に早口言葉があるのです。

 

それをどうやって相手に届けるのか、というのを必ず考えなければいけません。

 

そこまで考えて、ようやく『外郎売』になるのです。

 

外郎売を覚える、ということを目的にしてはいけません。

これから声優を目指すという方、アナウンサーを目指すという方、決して勘違いをしないように気をつけてください。

 

もしこれから役者を目指すと言う方、外郎売は覚えたほうがいいです。

外郎売が役に立つか立たないか、これは人によって意見は分かれます。

しかしそのような人たちも、たぶん言えない人はいません。

 

必ず自分のものにして、その上で不要と判断しています。

 

ろくに言えもしないのに「外郎売なんていらない」というのはダサいのでやめましょう。

 

外郎売は全ての演技の基礎となります!

 

続く!