日ナレ体験記
人生に無駄なことなんて何もない。 人生に失敗があるとしたら、その道を諦めた時にだけ知ることが出来る。 続けることが失敗すらも成功の一部にすることが出来る唯一の方法なのです。
考えて、考えて、考えて。 それでも人と同じならば、それは考え方が間違っている。 それに最も早く気づけた人が、その集団から抜け出すことが出来る。
何も知らない人に何を教わるのか。 私たちは師匠からどのように吸収するのか。 本物になりたければ、本物を知らなければならない。
台本を覚えるとか、誰がどの役をやるとか、正直くだらない。 自分が出来ること、しなければいけないこと、やりたいことを見失ってはいけない。 私たちは、目立ってナンボなんです。
芝居の本質に自力でたどり着くのは難しい。 だから私たちは養成所に通うし、情報を収集する。 学べば学ぶほど、理想は遠のいて行くものなのです。
声優になる為に絶対に買っておくべきものがある。 それすらも買わない人は明らかに覚悟が足りていない。 声優になりたいのなら、出し渋ることなかれ。
日ナレに通う目的は人それぞれ。 環境も人それぞれ。 だけど目指すゴールは同じだと思っていました。
養成所はいったい何をする場所なのか。 いったい何を目的に養成所に入所したのか。 私たちの目的は、養成所に通うことなのか。
日ナレに入所する時、すこし躊躇してしまう理由のひとつにレッスン代があります。 入所に10万円、週1回3時間のレッスンで年間20万円。 果たしてこれは高いのか?安いのか?
皆さんは「日本ナレーション演技研究所」という学校をご存知でしょうか。 私は1年間、日ナレの週一コースの基礎科に通っていました。 日ナレで体験したことを、忖度なしに記します。 これから入所を考えている人は、大いに参考になると思います。